ダメ映画レビュー

愛すべきダメ映画のレビューを書いてます

デス・リベンジ

愛する家族に囲まれながら畑仕事に勤しむ農夫、ファーマー。だが、そんな彼のささやかな日常は、ある日を境にもろくも崩れさる。秩序を持たないはずの辺境の怪物たちが突如として軍勢を組み、各地の村々で虐殺を始めたのだ! この混乱の中、無念にも子供を殺され、妻をさらわれてしまったファーマーは復讐を決意! 仲間と共に怪物をせん滅するべく本拠地を目指すが、その壮絶な戦いの旅には彼の運命を変える大きな試練が待ち受けていた……!

おまちかね!なボルちゃんの作品です。

ボルちゃんといえばゲーム原作映画、ゲーム原作映画といえばボルちゃん。

ということでこの作品も「ダンジョンシージ」というゲームが原作になってます。

 

世界観としては映像から見る限り「指輪物語」のイメージに近いものを感じました。

音楽も似通っているかもしれません。

 

まず驚いたのが導入部。

ボルちゃんにしては非常にいい感じで始まります。

上空からの視点を多用して世界の広がりを見せるのも好印象。

CGもそれなりになってます。

ああ、ボルちゃんも成長して人並みの映画を作るようになったのか。

そう思っていたのもアクションシーンが始まるまででした。

さすがボルちゃん。アクションシーンはグダグダです。

とはいっても、ハウス・オブ・ザ・デッドや、アローン・イン・ザ・ダークに比べたら遥かにマシ。

人並みのダメ映画レベルになりました。

 

中盤で主人公ファーマーの出自が明かされたり、おいおいそりゃないだろと強引な展開にいろいろ盛り上がるのですが、やはり衝撃的なのはラストシーン。

最後の最後にとっておきのボル・アクションが待ち受けています。

そう、ボルちゃん御得意の派手な音楽に乗せてスローモーションアクション!

もちろんマトリックスばりの反り返るシーンも忘れません。

そして誰もがえ?と驚くラスト。

最強の魔法使いがwwwwwwそんな死に方wwww

これは是非ともご自分の目で確認していただきたいですね。

 

それにしてもこの映画、出演者が豪華。

主役は「アドレナリン」のジェイソン・ステイサムだし、

ヘルボーイ」のロン・パールマンや、

コントロール」のレイ・リオッタ

ロード・オブ・ザ・リング」のジョン・リス・デヴィス、

"タフガイ"バート・レイノルズまで。

 

そんな錚々たるメンバー中、

ブラッドレイン」のクリスタナ・ローケンも出演。

どうしてブラッド・レイン2は出演しかなかったんだろう?

と思ったらそれよりもコッチのほうが先なのね。

なにかこの後にあって出演拒否になったのかな?

 

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