ファンタスティック・ストーン 邪悪な魔獣と導かれし勇者
邪悪な魔獣に立ち向かう兄弟を描いたファンタジーバトルアクション。双子のセオとレイチェルは叔父の住む郊外の町にやって来る。ある日、ふたりは湖畔の古い廃屋でモンスターと遭遇。謎の男から、撃退するには“炎の石”が必要と言われた彼らは…。
レンタル専用作品ということから、経験上かなりドイヒーな作品だと覚悟して観てみたのですが意外や意外。
VFXなどはしっかりしていて、触手ウネウネの表現とかはかなりのリアリティがあります。
ストーリーも中盤までは謎の廃墟に住む男や、炎の石を扱う男とか、謎めいた設定が多くて引き込まれてしまいました。
が、中盤以降一気にぐだぐだな展開に。
「敵は実は侵略宇宙人なんだよ!!」
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)
「それを追いかけてきたオレも宇宙人なんだ!」
(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ、ナンダッテー!!
謎が謎だったときは面白かったのですが、それが解明されて佳境に入るとどんどんダメ映画テイストが強くなってきます。
全体の構成を考えても導入部が長すぎて(それが逆に序盤の面白さを引き出してもいるのですが)中盤以降の展開が唐突になり、クライマックスもあっけなくなってしまっています。
どうにも中途半端な映画でしたね。
どうせならもっとダメな方に振り切れたほうが面白いのですがね。
で、なぜ主人公の双子がテレパシーを使えるかの説明はナシですか・・・。
それと双子の弟が誰かに似ている気がしてならないのですが、それが誰だか思い出せずちょっとモヤモヤしてます。
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作品情報
原題:Under the Mountain
制作:2009年、ニュージーランド
監督:Jonathan King