ダメ映画レビュー

愛すべきダメ映画のレビューを書いてます

合衆国沈没

もうね、酷すぎる。

このパッケージをみてどんな映画を想像します?

普通、都市災害パニックを想像するでしょ。

 

ハイ、外れ。

ビル?そんなものありません。

ヘリ?そんなもの飛びません。

フロリダの辺鄙なリゾートが舞台。

 

そうねぇ、日本で例えれば・・・

八丈島小笠原諸島で発生した大地震で「日本沈没!」というようなものかしら。

つーか原題「FAULT LINE」のどこにも「合衆国」なんて入ってないし。

トランスフォーマーめ・・・。

 

肝心の地震の表現も酷すぎる。

明らかに手持ちのカメラをゆっさゆっさやっているだけ。

緊迫感が微塵も感じられない。

これはダメ映画好きの私でも厳しかった。

体力的にも精神的にも。

かなりの上級者でないとおすすめできません。

 

1時間半にも満たない作品だが、最初の30分が1時間にも2時間にも感じられ、

見終わったあとにはぐったりしてしまった。