ダメ映画レビュー

愛すべきダメ映画のレビューを書いてます

サラマンダー

かつて恐竜を滅ぼし地下深くで眠るサラマンダーが地下鉄工事の現場で蘇り、

今度は人類を滅ぼそうとしている!という設定だけ聞くと完全にダメ映画。

だが出演陣はクリスチャン・ベイルに、マシュー・マコノヒーと結構豪華。

サラマンダーが目覚めてから20年後の荒廃したイギリスが舞台だが、

文明が滅び、全滅の危機に怯えながら自給自足の暮らしをする世界観はよく描かれていた。

だが、マシュー・マコノヒー率いる米軍部隊はその補給などを考えると現実味に欠ける。

 

また対抗策も最初に目覚めたオスを仕留めれば次第に数が少なくなって

結果的に繁殖できずに数が少なくなり人類が勝利することができるということだが、

最初のオスから単性生殖で次々とメスが生まれたように元の木阿弥なのでは?と思ってしまう。

なんというか、もったいないなーと感じさせる映画。

サラマンダーの迫力はすごいんだけどね。

それだけにラストがあっけない。