はっきり言ってB級映画。
次元は「ルパン帝国一の子分」として出てくるが、五右衛門は出てこないなど、アニメの設定とも微妙に違う。
アニメのルパンファンが見たら、怒り出すかもしれない。
だが、ダメ映像・オバカ映像ファンには、そのユルさ加減がたまらない。
目黒祐樹の過剰な演技といい、伊東四郎のカックラキンを髣髴とさせる身体を張った笑いといい、ユル~い雰囲気がなんともいえない。
「あ、ダメ、コレ」と思わず口をつくこと請け合い。
その他、青空球児・好児や、E.H.エリックなどがチョイ役で出てくるのも時代を感じさせる。
ストーリー自体もユルユル。
そのユルさを楽しめる人にはぜひおすすめ。