ダメ映画レビュー

愛すべきダメ映画のレビューを書いてます

ジュラシック・ジョーズ

今年の4月に仙台の古本屋で偶然発見し、即刻購入した「ジュラシックジョーズ」。

この作品を初めて知ったのは「ウラ関根TV」でのことだったが、そのダメさ加減に一気に引き込まれた。

今年の1月に注文したところ、在庫無しで断られていたので、ひょんなところで発見することが出来大変嬉しかった。

 

その作品、購入したこと自体に満足してしまったのと、一人で見るのはもったいないような気がして、いままで未見だったのだが、思い切って見てみることにした。

 

いや、凄すぎ。

最強のダメ映画の称号はがっちりキープだね。

もうツッコミどころが非常に多すぎて、なにからツッコんだらいいのかわからない。

 

なにしろサメの被害で何人も死人が出ているのに、全く画面に緊張感がない。

かと思えば意味不明なほどのパニックに陥ってみるし。

カット割りも意味不明なものが多く素人くさい。

サメの襲撃シーンは全て超近接撮影なので、何が起こっているのか画面からはサパーリわからない。

なによりもオチのあっけなさには腰を抜かしそうになる。

 

だが、ダメ映像ファンにはそれがもうたまらない。

お腹がよじれるほど笑いすぎて腹筋が痛い。

ここまで凄いとは思わなかったよ。

 

「バンサーイ、ニポン」

「マカサレ!」

などの名言を残すスズキさんにもワロタ。

でも世界の文化に疎いアメちゃんにしてみれば、日本人のイメージなんてこんなものなんだろうな。

「おもしろうて、やがて悲しき・・・」