ダメ映画レビュー

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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

ジョージ・ルーカス製作総指揮×スティーブン・スピルバーグ監督×ハリソン・フォード主演で贈る人気アクション・アドベンチャー第4弾!今回は東西冷戦時代を舞台に、神秘の力を秘めた謎の秘宝を巡って大冒険を繰り広げる。1957年、アメリカ国内の米軍基地を女KGBスパイ、スパルコ率いるソ連軍が襲撃。捕らえたインディに秘宝“クリスタル・スカル”の捜索を強要するが…。

 

大好きだったインディ・ジョーンズシリーズ。

レイダース~最後の聖戦の三部作は何度観たかわかりません。

私自身が歴史好きというあり、考古学の薀蓄とトンデモな部分の融合度合いがなんともいえず好きでした。

 

そのインディ・ジョーンズが帰ってくるということで期待していた作品。

本当は劇場で観たかったのですが、機会に恵まれず結局いつもどおりDVDでということに。

しかし……

結論から言うとガッカリしてしまったなというのが本音です。

 

たしかにアクションとしては非常に面白いんです。

次に何が起こるのか2時間ハラハラしっぱなしでスリルがある。

でもね、それはインディ・ジョーンズでなくてもできるんです。

上手く言葉で表現できませんが、インディらしさみたいなものが無くなってしまったなと感じられました。

 

テーマとなる考古学遺物も、今までとは違ってトンデモ部分が多すぎて、考古学というよりもオカルトの部類に入ってしまっているのが非常に残念です。

ラストのオチには文字どおり脱力してしまいました。

そんなのアリですか?

 

また画面もなんというか書割の風景のように、いかにもな作り物感が丸出しなんですよね。

それを意図して表現しているのかどうかは素人の自分にはわかりませんが、もっと自然な表現でもよかったのではないか?と思ってしまいます。

 

最初の期待値が高すぎただけに、ガッカリ度合いも高くなってしまったのかもしれませんね。

これが最初からZ級を観るつもりでいたならば、「核実験に冷蔵庫とか無いwww絶対ないwww」とか笑って済ませられたかもしれません。

 

あ、それからちょっと嬉しかったこと。

最初の軍の秘密倉庫襲撃シーンで、壊れた箱からチョロっと見えたアレ!

あれはファンサービスだったのかな?

 

それにしてもファーストカットで思ったのですが、やっぱりインディ…というかハリソン・フォード年をとったなぁ。

 

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