ダメ映画レビュー

愛すべきダメ映画のレビューを書いてます

カリフォルニアトレジャー

300年前のスペインの莫大な財宝をめぐる、マイケル・ダグラス主演のご近所アドベンチャー!母親に捨てられ、アルバイトしながら一人で生活していたミランダ。そんな貧しいながらも穏やかな日々を過ごしてい彼女の生活が、精神病院に収監されていた父・チャーリーが退院したことで一変することに!彼はスペインの神父が残した莫大な財宝の話にのめり込んでいたのだった。ミランダはそんな父の財宝探しに付き合わされることに…。

 

ふと思ったのですが、この「ダメ映画レビュー」というタイトル。

このタイトルのままだとダメ映画のレビューにしか使えないかと思っていたのですが、

「ダメ映画+レビュー」のほかにも「ダメ+映画レビュー」という捉え方も出来るのではないかということに気がついてしまいました。

つまりダメなのは映画ではなく私のほうだと。

これなら普通の映画の紹介にも使えるのではないかな?

 

さてこの作品、トレジャーハンターものかと思って観たのですが、ところがどっこい親子の絆を描くような作品でした。

が…それにしては中途半端。

精神病院出の父親の行動がとにかくエキセントリックすぎて、ラストにいい話でまとめようとしても、「そんなこと言ってお前の借金で家差し押さえられたんじゃん」とツッコミを入れたくなります。

 

なんだかんだ言って父親に手を焼いていた娘も、冗談半分からいつの間にか本気で宝探しに取り組んでしまっていますし、もう少し動機付けの部分を細かく描いて欲しかったなという印象を受けました。

それにしてもマイケル・ダグラス……もうちょっと仕事は選ぼうよ。

ウォール街」とか「危険な情事」の頃はかっこよかったのに、むさいジジイ役なんてさぁ。