ガンヘッド
以前見たことがあると思うのだが、DVDが発売されたので改めてみてみた。
サンライズによる実写ロボット映画つーことは、「G-SAVIOUR」の走りですよ。
が・・・
あ~ダメだ。こりゃダメすぎる。
「ロボットを実写でつくるぜ!」という意気込みは伝わってくるが、それらがすべて空回り。
やっちまったよ・・・という印象しかもてない。
何が写っているのかよくわからない暗い画面、よくわからないうちにどんどん進むストーリー、主役とどう絡むのかと思ったら冒頭であっというまに死んでいく登場人物。
そして、エアロ・ボットって工業重機?
なんでこれが壊れたら万能の人工頭脳が自爆しようとするの?
バイオドロイドって何者?つかなんでプールに落ちたら取り込まれるの?
つかそれどんな四次元ポケット?
といったツッコミどころ満載の設定。
そして何よりもオチは笑った。
そんなのありかよ!あれで終わり?
いや、強烈なまでにダメでした。
ちょうど公開当時のニュータイプが揃っているので、記事を見てみると「あ、そういうことか」とわかることもある。
「ガンヘッドの正しい見方」という記事では、
「ストーリーは見ながら流れを追おうとすると難しいので、先に予習してからメカなどのディテールを楽しむ」
ってあるけど、そもそもそれって映画としてどうよ?
映画ってのはあくまで娯楽であり、やっぱり初見でパッとみてわからなければ失敗だと思うんだよね。