ダメ映画レビュー

愛すべきダメ映画のレビューを書いてます

スパイダー・キングダム

インドの山岳地帯にある迷宮での冒険を描く、神秘と怪奇のアクション・アドベンチャー!冒険旅行でインドを訪れた、ジーナたち6人。しかしジャングルでのキャンプ中、仲間が毒蜘蛛に噛まれてしまい、慌てて近くの村に向かう。なぜか村には世界各地の蜘蛛が生息しており、蜘蛛を神の使いとして崇めていた。やがてメンバーが1人また1人と姿を消してゆく。調べるうち秘密を解く鍵は山奥にある“寺院”に隠されていたが…。

 

普通このジャケットにこの説明だと、モンスター・アクションものだと思いますよね。

私もそう思っていました。

実際劇中にはなぞめいたクモ神殿のようなものも登場し、そりゃあクモの親玉みたいなやつがキシャーっと襲ってくるのかと思いましたよ。

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でもね、

 

はい外れ!

全く違う非常に現代的で俗な理由によるものでした。

クモの謎なんて全て放置で物語は思いもよらぬ方向に進んでいきます。

なんというかΣ(゚Д゚;エーッ!と驚いている間にどんどん話が進んでちょっと油断すると置いていかれそうです。

 

物語自体はそこまでひどいものじゃなく、ちゃんとしたB級ものとして成り立っているように感じました。

が……ラストのあれはねーよ。

雰囲気的には「地獄の変異」に似た印象を受けた作品でしたね。