ダメ映画レビュー

愛すべきダメ映画のレビューを書いてます

スーパーストーム

 

『コンバッション』のジョー・ランド、「ベイウォッチ」のニコール・エガートが共演する天災パニックアクション。10年前に100名を越す死者を出した超大型台風“悪魔の風”の再発生を予測した元気象観測官の男が、惨事を食い止めようと奔走する。

 

あらすじでは「台風」となっていますが、実際には竜巻がテーマのディザスターパニック。

ただ、「レッド・ウォール」同様、あまり日本では身近にない災害なので、その恐怖感というものが視覚的にしか伝わってこず、体感できないのが残念。

これが地震や都市火災ならまた違ってくるのだろうが。

 

竜巻による被害はCGで表現。

発生した竜巻がどんどん迫ってきたり、壁材がペリペリとはがされたり、ダウンバーストで一気に建物が崩壊するのは緊迫感があるのだが、低予算の悲しいところでいかんせんCGがチャチ。

はいはい、作り物作り物といった冷めた目で見てしまう。

その部分をもう少しどうにかできたらなぁ。

 

リアルでスペクタクル満載の映画!というわけでもないし、どこからつっこんでいいのかわからない抱腹絶倒ダメ映画というわけでもない。

可もなく不可もなくな平凡なB級で、ツッコミタイプのレビューとしてはイマイチ書きづらい作品でもある。

 

トレーラー: