ダメ映画レビュー

愛すべきダメ映画のレビューを書いてます

シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄

アーカンソー州女子刑務所を脱獄し、森の奥深く逃げ込んだ女囚たち。そこで待ち受けていたのは、地の底から現れた古代鮫の大群だった…。“伝説のセクシー・クイーン”トレイシー・ローズ出演!サメ×女囚のコラボレーションで贈る、モンスター・パニック!!

4/2のリリースを前に高円寺パンディットにて上映イベントが行われましたので、私も参加して見てまいりました。

いやぁ、みんなで突っ込みながらダメ映画を見るのは楽しいですね。

 

 

この映画のみどころ
  • 水陸両用神出鬼没なサメ
  • あまりにも無能すぎる捜査官
  • トレイシー・ローズに見る時の流れの残酷さ

サメと女囚。

これだけでもう、ある種の人にはたまらないのではないでしょうか。

ダメな匂いがプンプンします。

もちろんその予感は的中。

だってシネテル・フィルムズの作品ですもの。

 

今回登場するサメは古代サメ「シャークサウルス」。

よくわかりませんが、地中深くの海に生息しているのだとか。

そんなサメが、石油採掘の発破が原因で地上に現れてしまいます。

アラ大変。

 

このサメが凄いところは水陸両用なところ。

まるで水の中を泳ぐように地中を泳ぎまくります。

その姿はまるでビーチ・シャークのようです。

まさに神出鬼没。

 

一方で、襲われるのは女囚。

とはいってもそこはダメ映画ですので、女囚っぽさのかけらもありません。

野外活動をしているのに手錠はおろか腰紐もない。

管理がユルユルすぎます。

さらに、メイクバッチリでネイルもゴテゴテなので女囚とは?と思ってしまいます。

 

ストーリーは、野外活動の途中で脱走した女囚がサメに襲われ、行きがかり上知り合った地質学者たちとサメに立ち向かう物語と、サメによる殺人の謎を追う捜査官の物語が平行して展開します。

しかしこの捜査官が無能この上ない。

捜査よりも飯だ!といなくなってしまうんです。

しかも演じているトレイシー・ローズの老けっぷりが見ていて悲しくなるレベル。

時の流れって残酷ですね。

 

その他、女囚の一人があっという間に地質学者の助手と恋に落ちるも、助手があっという間に無駄死して泣き崩れるなど突っ込みどころが満載です。

その筋の方には楽しめることうけあいですよ。

自信を持ってオススメできます。

 

この映画を借りる

 

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作品情報

原題:Sharkansas Women's Prison Massacre

制作:2014年、アメリカ、 Cinetel Films

監督:Jim Wynorski

主演:Amy Holt

時間:90分

トレーラー:

 

それにしても、こういうイベントって面白いですね。

ダメ映画ってみんなでワイワイツッコミを入れながら見るスタイルによくあうんですよね。

今後こういうイベントがもっと増えればいいなぁ。