ターミネーター2525
西暦2525年の未来の宇宙を舞台に、クローン同士の戦いを描いたSFアクション。永遠の命を手に入れるため権力者たちによって作られたクローンたちが、突然人類への反乱を企てる。絶体絶命の危機に陥った人類の前に、美しきアンドロイドが現れ…。
不眠にお悩みの皆様に朗報です。
本作をご覧になれば眠気が呼び起こされることまちがいなしです。
====
見ていて何度も意識が遠のいてしまいました。
それもそのはず。ストーリーは単調で抑揚がない。
同じシーンを何度も使いまわしている。
画面にはフィルターがかかっているような感じで見づらい。
CGや合成が素人以下の出来栄え。
緊張感がまるでない。
このような条件が積み重なり、見ているものに強烈な眠気を呼び起こします。
見ていて本当に意味がわからない。
編集もぶつ切りのシーンをただつないだだけ。
映像の原則など知ったこっちゃない。
すべてが酷くて笑えてきます。
近未来の都市は明らかにブレードランナーを意識しているのですが、足元どころか地表にも及びません。
それでも前回の「バイオハザード3077」に比べれば笑える余地がある分マシかも知れません。
あ、もちろんジャケットのようなターミネーターっぽいものが活躍シーンなど皆無です。
というか登場すらしません。
出てくるのはオヤジとオバサンのコンビ。
ジャケット詐欺には気をつけましょう。
何より笑ってしまったのは最後のオチ。
え?これで終わり?
何が起こったの?
わけがわからないよ。
あまりにも斬新過ぎて理解の範疇を超えていました。
我こそはというZ級映画ファンには是非ご覧になっていただきたい作品でした。
その他のレビュー済みダメ映画はこちらからどうぞ
作品情報
原題:Clonehunter
制作:2010年、アメリカ、Pandora Machine
監督:Andrew Bellware
主演:Angela Funk
時間:86分