ダメ映画レビュー

愛すべきダメ映画のレビューを書いてます

ヅラ刑事

刑事ドラマのオマージュがいろいろ織り込まれており、ファンの人はニヤリとする場面が多いかも。

しかし冒頭からギャグは終始空回り。

「アハハ、バカでー」と爆笑するよりも、「(;´∀`)…うわぁ…イタイナー」と苦笑してしまうタイプ。

そういう笑いも逆に面白いのだが、そればかり連続するとさすがに飽きる。

そういえば「日本以外全部沈没」でも話が進むにつれて辛くなってきたのを思い出した。

どうもダメ映画好きでも、私は河崎作品とは肌が合わないらしい。

なんつーか・・・ダメさが臨界点を突破してないんだよね。

シベ超」のように大真面目にやられると、ダメさが臨界点突破して「面白いゾーン」まで一回りして戻ってきちゃうけど、なんかそこまで行かないから、(;´∀`)…うわぁ…で終わってしまう。

いや、確かにモト冬樹とヅラのシーンは笑った。そこは面白かった。

でも、共演陣の演技がひどすぎる。大根にもほどがある。

あれですべてが台無しになった。

もうちょっと演技勉強してから映画に出ようよ。