肉喰怪獣キラーツリー
静かな町ヘイゼルビルでキャンパーらが謎の不審死を遂げる。以前にも見たことのある現場の状況から、犯人に心当たりがあった森林警備隊のマーク・コーディは、真相を確認するため調査を始める。そんな事はないはずだが…と思いながらも。しかし、執拗なまでに調査を妨害しようとする連邦森林管理局(NFS)に不信感を募らせるマーク。そして、彼は NFSが厳重に管理していたはずの“奴ら”が盗まれていたことに愕然とする。まさか、本当に犯人が奴ら、“殺人木”だとは…!
まず驚いたのがタイトル。
「TREES2」
( ゚д゚)ポカーン
Σ(゚Д゚;エーッ!続編?!
ジャケットにはまったくそんなことは書いていなかったのですが、これ実はパート2もののようです。
この話の前にも「殺人木」が猛威を振るい、マークってダメオヤジはそのときに同僚を失い樹木恐怖症になったとか。
( ´ー`)シラネーヨ
さらに、マークのダメオヤジの痛々しさには笑うどころか、こっちも(;´∀`)…うわぁ…となってしまう。
そのために殺人木が大活躍する後半は腹を抱えて笑えたものの、前半はもうとにかく見るのがつらかった。
「ゼブラーマン」の時もそうだが、私はこういったダメオヤジを見ると、我が身と重ね合わせて笑うどころかつらくなってしまいます。
で、肝心の殺人木なのですが……どのようなものを想像します?
はい。これが殺人木!
( ゚д゚)ポカーン
( ゚д゚)ポカーン
ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…
工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工
どうみても盆栽に手足が生えています。本当に(ry。
ちっとも怖くない。
これは最初にスキー場に現れたものですが、
こんな盆栽が街中にも現れます。
しまいにゃみんなで街中を大行進
さらには巨大化!!
この作品、2004年製作なのだそうですが、このような造型や撮影のテクニック的に見ても画質的に見ても、30年前の作品と言われてもそのまま信じ込んでしまいそうな出来の悪さです。
悪いのはもちろん美術造形や撮影テクニックにはとどまらず、演出、演技、脚本……すべてにおいてオールZ。
まさに「最低映画」の名にふさわしいできばえです。
ストーリーは矛盾が多くて全くもって意味不明、1分に2~3度はツッコミどころがありそうです。
でも一番鼻についたのは、そのダメさを見え見えのアピールポイントにしている点。
これはね、やっぱりダメ映画の基本からは外れていると思います。
あくまでもダメ映画ってのは、本人たちは真剣に作っているにもかかわらず、傍から見れば大爆笑というのが基本。
意図的なダメ映画ってのはちょっとね。
で、この映画、ラストに冒頭以上の衝撃が待ち構えます。
To Be Continued
エェ━━━━━( ゜Å゜;)━━━━━!!?
続くの?まだ引っ張るの?
これはまさに予想GAY
さらに言いますと……
2008年現在で続編は製作されておりません。
アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
いやもう作らなくていいから。
ダメさ・ひどさともに今までのレコードホルダーであった「ジュラシックジョーズ」を超えるものがありました。
これからはこの作品が自分の中でのダメ映画記録ホルダーとなるでしょう。
われこそはと思う勇者の方にだけ、お勧めです。
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