ダメ映画レビュー

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エアポート’05

ハイジャックでパイロットが重体となり、銃撃戦により燃料タンクが損傷。さらには台風も発生して…。最悪な条件が重なったジェット旅客機に閉じ込められた人々の恐怖を描いた作品。

 

今回もGyaOで見た映画です。

 

Z級映画ではお決まりのウソみたいにチャチなCGと、いくらなんでもそれはないだろという設定の矛盾点を楽しむ映画です。

その視点から見ると素晴らしい出来の映画ではないでしょうか。

 

ハイジャック犯たちは乗務員として目的の飛行機に乗り込むため、冒頭で本来の乗務員が次々に殺されていきます。

しかしそれがまぁ不自然なこと。

見ていてツッコミどころの連続です。

 

それだけの苦労をして乗り込んだにもかかわらず、犯行開始後はおかしなことの連続で扱いもぞんざい。

事前の計画性がうそのような杜撰な犯行です。

 

キャスト面ではボルちゃんの作品には欠かせない、マイケル・パレが南の島の基地司令として登場。

さすがZ級には欠かせない俳優をキャスティングしています。

 

全体的に緊迫感に欠けるゆる~い雰囲気の映画で、主役の護衛ジャックの奮闘を「ちょwwありえないwww」などと笑い飛ばしながら見るのが、正しい鑑賞の姿勢のように思います。

 

そしてラストには最大のツッコミどころが待ち受けています。

これはきっと最後まで見続けたZ級マニアへのご褒美なのでしょうね。

 

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エアポートシリーズの最新作はまさかの実話を元にしたものでした。

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作品情報

 

原題:Crash Landing

制作:2005年、アメリカ、Avrio Filmworks

監督:Jim Wynorski

主演:Antonio Sabato Jr.

時間:88分

トレーラー: