ダメ映画レビュー

愛すべきダメ映画のレビューを書いてます

クリムゾン・フォース

神秘に彩られた紅い惑星・火星を舞台に、地球の運命を賭けたバトルを描いたSFスペクタクル巨編!西暦2037年。バスキン船長率いる探査チームは、人類として初の足跡を残すべく火星に接近していた。大地に降り立った調査チームは、謎の巨大構造物を発見するが…。

 

これぞアルバトロス配給映画!と断言できるダメ映画。

最近見た宇宙を舞台にしたダメ映画といえば、「ロスト・ヴォイジャー」、「ジュラシック・プラネット」があったけど、それに勝るとも劣らないダメっぷり。

それでいてイラっとせずに楽しめるすばらしいダメ映画。

無理やり例えるとするならば、極めて出来の悪いスタトレといったところだろうか?

 

CGはオープニングの不時着シーンこそ、そこそこの出来だったものの、それで予算を費やしてしまったのか、あとはもうポリゴンゲームのようなお粗末な状況に。

火星人の使う無限エネルギー技術はどうみても、中二病患者が深夜に思いついたようなトンデモ設定だし、アクションシーンには全く緊迫感がなく、お遊戯会を見ているよう。

ストーリーも途中からgdgd感を増して行き、なんでピラミッドの入り口が勝手に開いたんだよ、などなどツッコミところは盛りだくさん。

 

それでもそこそこ楽しめてしまったのは私に耐性が出来ているからだろうか?

あ~でも「ロスト・ヴォイジャー」に比べると1000倍はマシな作品。

あれはもうラストがジャンプの10週打ち切りマンガ並みにすごかったから……。