ダメ映画レビュー

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センター・オブ・ジ・アース

ジュール・ベルヌの「地底探検」が原作のアクションアドベンチャー。人類学者のジョナサンは、デニソン夫人から夫の捜索を依頼される。デニソンは、地球の中心へと続く道があるというアラスカの廃鉱を目指し、消息を絶ったというのだが…。

一見すると3D映画で話題になった映画だと勘違いされるかもしれませんが、こちらは同じジュール・ベルヌの原作を基にした全くの別物。

製作は「壊滅」シリーズのRHIです。

話が逸れますが、RHIなのに日活じゃなくてアルバトロスなんですね。

日活はディザスター・パニックだけなのかな。

 

まぁ、なんというかダメ映画にありがちなユルユルグダグダな展開の映画です。

セリフと行動が乖離しているというか、低予算ゆえに説明セリフで状況説明するけど、安いセットだったり、カットを使いまわしていたりで全然状況とそぐわないというか。

そもそも異世界冒険ものなのに、半分を過ぎても地上でグダグダしているのはどうなのかと。

それにまた地下世界が全然異世界っぽくないんですよ。

まるで地上と同じ。

メインになるはずの恐竜だって地下世界に入ってすぐの場面にでてきただけで、あとは原住民たちとの抗争が主になってしまいます。

その筋立てもなんだかなぁといった感じ。

何もかもがユルユルすぎて、もうちょっと「異世界」っぽさを出してもらいたかったですねぇ。

そもそも19世紀にあんなに明るいライトがあるのかと。

 

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