マーシャル博士の恐竜ランド
タイムワープの研究を進めるマーシャル博士だが、最近はすっかり落ち目。しかし、マーシャルの説を信じるホリーの励ましにより、時空間の歪みを行き来できる装置を完成。マーシャルとホリー、そして土産物屋を営む怪しげな男ウィルの3人は、不思議な異次元世界に迷い込む。そこはあらゆる時代や世界が混在する不思議な空間で、恐竜たちが闊歩し、トカゲ人間が王国を築いている場所だった!?
この作品を端的に一言で表すならば「おバカ」。
個人的にはそのくだらなさに腹抱えて笑いっぱなしで、かなりツボだったのですが、人によっては好き嫌いが大きく分かれるかもしれません。
科学的考証とかストーリーの整合性とか、そういうことを考えたらダメです。
そういう点にこだわってしまう人にはおすすめできません。
最初からそういったものとは無縁だということを承知の上で見るべきです。
むしろ映画というよりはドリフのようなドタバタコントととらえたほうが、
より正確かもしれません。
全編にわたって「ばかで~くだらね~」のオンパレード。
とにかく下品でくだらない。けど、最高に面白かったです。
そして驚いたのが恐竜。
これが意外とちゃんとした出来なんですよ。
低予算のZ級映画にありがちな背景から浮いているペラペラなものとは段違い。
しっかりとした重量感があります。
最後のドタバタこそちょっとやばかったですが、この手の映画にしては上出来も上出来です。
その点にもぜひご注目。
その他のレビュー済みダメ映画はこちらからどうぞ