ダメ映画レビュー

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プテラノドン

現代に生存するはずのない翼手竜と人間たちの生き残りを賭けた戦いを描く恐竜パニック。古生物の化石が眠るティナラ山に向かったマイケル博士と学生たちは、突然翼手竜の大群に襲われる。人気ヒップホッパー・クーリオが特殊部隊大尉役を好演。

先日Amazonマケプレで1円購入した作品。

その価格に見合うだけの作品でした。

ドイヒー。

 

  

まず、なぜ翼竜が現代に蘇ったのか。

その謎が全く解明されません。

地震によってジュラ紀の火口が開いたという主人公のセリフがありますが、

どうして生きた翼竜が次々に大量に現れるのか謎のままです。

もしかして地中で眠っていた卵が地熱で孵化したとか寝言を語るつもりでしょうか?

 

またストーリー構成もグダグダ。

主人公たち古生物学者の一行と、テロリストを捕縛する米軍特殊部隊と、2つのグループが登場します。

でも、後者を出す必然性が感じられないんですよね。

捕縛したテロリストの親玉がキーファクターにでもなるかと思いましたが、まったく意味のない役どころでしたし。

 

CGも違和感てんこ盛り。

ですが、それなりに頑張っていて、羽の血管などはそれらしく表現されています。

特に雛はリアリティが少しありました……と言ったら言い過ぎかな。

 

まぁ、でもB級のモンスター・パニックとしてみれば、

そこそこの出来ではないでしょうか。

翼竜キタ――(゚∀゚)――!!

仲間フエタ――(゚∀゚)――!!

共喰いシタ――(゚∀゚)――!!

こんな程度のノリで楽しむのにはうってつけの映画だと思います。

 

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作品情報

 

原題:Pterodactyl

制作:2005年、アメリカ、PteroFilms

監督:Mark L. Lester

主演:Cameron Daddo

時間:92分

トレーラー: