ダメ映画レビュー

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メガ・シャークVSグレート・タイタン

メガ・シャークの襲撃から1年後。世界は経済危機に陥り、国際情勢の緊張は高まるばかりだった。そんな中、大西洋沖で不法採掘をするロシアの漁船が、巨大なサメを引き上げる。そのサメは、倒したはずのメガ・シャークの卵から再生された新メガ・シャークだったのだ。世界は、今まさに未曾有の危機を迎えようとしていた…。

少し前に午後ローで放送していたものを録画で見ました。

メガシャークシリーズも4作目となると予算にも余裕ができるのか、最初に比べるとかなりCGの出来がよくなっているのに驚きました。

もちろんアサイラム基準からすれば、ですが。

 

今回ネタバレ要素が少々多めですのでご注意ください。

 

  

この映画のみどころ
  • かなり頑張ってはいるものの違和感を隠し切れないサメと巨人のCG
  • オーバーテクノロジーにもほどがある巨人の動力源
  • それでいて分けがわからないうちに爆散する巨人
  • 自ら襲うだけでなく巨人の武器として宇宙に飛び出すメガシャーク
  • 続編が期待できるエンディング

前作でメカ・シャーク相手に大暴れしたあげく、爆発したはずのメガ・シャーク。

どのように今作につなげるのかと思ったら、実は単為生殖を行っていたという驚愕の事実が発覚しました。

前作のメガシャークの子供になる新メガ・シャークです。

 

その質感は前作よりもさらにリアルになっています。

アサイラムがんばった!!

けれど、やっぱりどことなく違和感が残ってしまっているのですよね。

そこがまたアサイラムらしいのですが。

 

その新メガ・シャークなのですが、今度はブラジルはリオの沖合で大暴れ。

前作ではピラミッドが吹き飛ばされましたが、今回はコルコバードのキリスト像が吹き飛ばされます。

 

すでに第4作ということもあり、メガ・シャークがどのような存在であるかという説明などは一切ありません。

サメ専門の対策チームである「ユニコーンチーム」なるものも結成されてメガ・シャークに立ち向かいます。

 

私は今回の相手である巨人はこのチームが操縦する、メカ・シャークに続く対メガ・シャーク兵器だと思っていたのですが、そうではありませんでした。

 

実はこの巨人兵器は旧ソ連が開発した最終兵器だったのです。

(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)

というかユニコーンチーム、序盤で壊滅してしまいます。

 

巨人の動力源はレッドマーキュリーという究極のエネルギー。

よくわかりませんが海で引き上げた放射性物質を買い取ってつくっているようです。

なにがなんだかよくわかりませんが、とにかくすごいもののよう。

 

あまりにも危険であったのでウクライナに封印されていたのですが、ひょんなきっかけから起動。

黒海でメガ・シャークと激突し、くんずほぐれつの大激闘に至ります。

 

が、ここまでが長い。

こちらとしては無能提督によるかませの砲撃戦よりも、サメと巨人の戦いが見たいのですがなかなか始まらないんですよ。

 

ようやく終盤が近づき両者の対戦が始まるのですが、ここでまさかのどんでん返しです。

サメと巨人どちらもマッドなサイエンティストにコントロールされてしまいます。

2つの巨大兵器をもって世界に宣戦布告するサイエンティスト。

その攻撃がすごいのです!!

巨人がサメをぶん回して人工衛星をド━(゚Д゚)━ン!!

 

なんじゃこりゃww

 

とにかくおバカな要素がてんこ盛り。

驚愕のラストもなんじゃこりゃww

驚きと笑いに包まれること必至でしょう。

 

最近疲れぎみのあなたにオススメです。

 

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作品情報

原題:Mega Shark vs. Kolossus

制作:2015年、アメリカ、Asylum

監督:Christopher Ray

主演:Illeana Douglas

時間:89分

トレーラー: