ダメ映画レビュー

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ボトム・プレデター

プライベート・ライアン』のトム・サイズモア主演によるモンスターアクション。廃墟の病院を訪れた医療品回収チームは、そこで愛犬を探す男に遭遇する。何かの匂いを嗅ぎ付けたまま戻らないという犬の後を追うと、仲間のひとりが謎の生物に襲われ…。

んー、とにかくぐだぐだな作品です。

ストーリーも状況も画面だけでは全くわかりません。

そのため説明セリフが多くなり、よけいにグダグダに。

シーンも同じようなところを行ったり来たりな上に、空間の同一性に欠ける演出なので場所の違いが分からなくなってきます。

 

なぜ、どうして、その様な行動を取り、どうしたいのか。

主人公側のそういった行動原理が見ていてあまり伝わってきません。

思わせぶりなセリフと仕草ばかりが目立って肝心な所がイマイチ分からず、見ていてわけがわからずストレスが溜まってしまいました。

 

肝心のモンスターの恐怖感がしっかり描かれていればまだ良かったのですが、着ぐるみでカニ歩きする姿はスピード感もなくて、なんだかなぁと思ってしまいます。

 

そもそもこのモンスター、元はと言えば人間。

傷ついた細胞を回復させる新薬を開発した医学者なのですが、モンスターになってしまった原因が、薬の副作用によって食べたものに変身してしまうというのは・・・。

う~ん・・・。

 

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作品情報

 

原題:Bottom Feeder 

制作:2007年、カナダ、Feeders Films

監督:Randy Daudlin 

主演:Tom Sizemore 

時間:86分

トレーラー: