メガ・シャーク VS クロコザウルス
人気パニック「メガ・シャーク」シリーズ第2弾。コンゴ民主共和国の炭鉱で村人が惨殺される事件が発生。現場には巨大爬虫類の足跡が残されていた。同じ頃、かつてジャイアント・オクトパスに倒されたはずの“メガ・シャーク”が米軍戦艦を襲撃し…。
先日放映された午後ローを録画したものを観たのですがこれは楽しい!
突っ込みどころ満載で大笑いして見ることができます。
さすがアサイラム作品ですね。
いやぁ、恐れいりました。
こんなに楽しいダメ映画は久しぶりかもしれません。
見ていてイライラすることなく、「ないwwwwそれはないwwwww」と爆笑できました。
この作品、そもそも続編のようなんですね。
前作がこれ。
でも大丈夫。
前作を見ていなくても十分楽しめましたよ。
だってそもそも内容が無いようナンチテ( ´w`)
アサイラム作品ということからお察しいただけるようにCGはクソみたいな質感です。
リアリティの欠片もありません。
またシーンによって大きさがバラバラで統一感が皆無です。
だがそこがいい。
また、この手の巨大モンスター・パニックのお約束ですが、何十メートルにもなる巨大生物が全く気づかれること無くすぐそばまで接近してきます。
そしてガブリパクリモグモグコックン。
あんな巨大なものが接近してきたら、どう考えても遠目で気づくはずなのですが。
だがそこがいい。
2匹の巨大生物、それを追うヘリの移動速度も凄いですよ。
大西洋からパナマ運河へ、さらにマイアミへ、なぜか太平洋に飛び出してハワイまで。
サメとワニの移動にそって主人公たちがヘリで追うのですが、あっというまに目的地に着いてしまう早さにはびっくりです。
アメリカ本土からハワイまで時差なしですよ?
どんな超技術を積んだヘリコプターなんでしょう。
そもそもマイアミで暴れてたサメとワニが、どうやって太平洋に出られたのかが激しく謎です。
パナマ運河を通ったことにしたいなら、マイアミ→パナマ運河の順にすれば問題ないのに。
そして案の定な決着の付け方。
ホント、こういうパターン以外の終わり方ってないのかしら?
このように突っ込みどころだらけで見ているだけで楽しい作品です。
Z級映画ファンならず、頭空っぽにして笑いたいなぁという方にはぜひおすすめの一作です。
そうそう、ワニに壊される映画館に前作のポスターが貼ってあったのにも笑ってしまいました。
商魂たくましい。
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作品情報
原題:Mega Shark vs Crocosaurus
制作:2010年、アメリカ、Asylum
監督:Christopher Ray
主演:Gary Stretch
時間:88分
トレーラー: