ダメ映画レビュー

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100年後・・・

100年の時を経て甦ったゾンビが人間に襲い掛かる戦慄のホラームービー。夫を亡くし、山奥の一軒家に引っ越すことになったカレンとふたりの娘。だがその家は、100年前に多くの子供たちが生埋めとなった鉱山事故現場のすぐ近くにあり…。

これもG-CORE作品です。

このタイトル、このジャケット。

どうみてもあの作品を意識しすぎです。

 

 

生き埋めになった子供たちがゾンビとなり、夜な夜な森を徘徊して人を襲うという設定なのですが、どうしてゾンビになったのか、どうして生き埋めになったのに地上に出てこられたのか、どうして臓物を貪り食うのか、どうして血をドアに塗ると入ってこられないのか、そういったところは一切わかりません。

でもいいんです。

ゾンビ映画なのですから。

 

タイトルから、

「100年も経ってからゾンビ出てきたのかよ!待たせすぎだろ!」

などと連想しがちですが、そうではなく100年間毎晩出現していたようです。

なら「100年間」にすればいいのに。

あ、でもそうなるとあの作品とのつながりが無くなってしまいますね。

もとからそんなものはありませんが。

 

まぁそこそこ見られる映画だったと思います。

もちろん、すぐ逃げられるのに逃げずに襲われるなど「お約束」はありますが、普通にお薦めできなくもないですね。

ゾンビ映画好きなら見ても損はないかも。

 

教訓としては引越しをするときはいきなり荷物を運び込まず、しっかりと下見をして、情報を収集をしてから決めましょう。

といったところでしょうか。

 

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