ダメ映画レビュー

愛すべきダメ映画のレビューを書いてます

BEST GUY 

“BEST GUY”と呼ばれる戦闘機のパイロットとして最も優秀と認められ、人格的にも優れた者たちの友情とロマンを描いた作品。主演は織田裕二

何の因果か、普段見たことのないGyaoなんぞを覗いてしまったところ、織田裕二黒歴史、伝説のクソ映画が配信されているじゃないですか。

10年以上前にテレビの深夜帯で放送していたときに見た記憶はあるのですが、改めて見てみようと思ってみてしまいました。

 

いやぁ、日本の空を守るF-15ってかっこいいですね。

さすが航空自衛隊が協力しているだけあって、F-15の離発着などは迫力があります。

 

それくらいしか見る所がありませんでした・・・。

ストーリーは薄っぺらですし展開が唐突。

特に主人公とライバル双方の恋愛ドラマが酷すぎです。

なんといいましょう・・・DTの妄想?ドイヒー。

 

戦闘機もF-15以外は、物語半ばで領空侵犯するソ連のツポレフなど、実機とはかけ離れたチャチなCGですし、

F-15も危険なドッグファイトなどのシーンはCGや特撮ですし、まったくもって残念な出来です。

1990年という製作時期を考慮しても撮影技術が酷すぎます。

 

ここは考え方を変えて、F15の映像集だと思えばよいのではないでしょうか?

あとは、織田裕二の謎のセリフ。

「チキショー、ムラムラしてきた!」

これくらいしか見所がないんです・・・。

そこが逆にZ級マニアにはたまらないダメさ。

本気で作ってダメになる王道のダメ映画です。

「みてみてこんなダメっぷり。(∀`*ゞ)テヘッ」

みたいな下手な媚や妥協などありません。

 

我こそはと思うチャレンジャーの方はぜひご覧になってみてください。

 

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